【天皇賞・春】G1初騎乗の中谷、ヘレノスで一発

[ 2011年4月29日 06:00 ]

G1初騎乗の天皇賞・春に、コスモヘレノスと臨む中谷雄太騎手

 デビュー14年目の中谷雄太騎手(31)が天皇賞・春でG1初騎乗(コスモヘレノス)を迎える。今月11日、北海道・新冠町ビッグレッドファーム明和を訪れた際に、サラブレッドクラブ・ラフィアンの岡田紘和代表から騎乗依頼を受けた。「こういうチャンスはなかなかないから、期待に応えられるように馬の力を最大限出したい」。初めてコンビを組んだアルゼンチン共和国杯は9番人気だったが、中団からしぶとく伸びて3着。「押して行ったが引っ掛かることもなかった。道中は折り合いが付いたし長い距離は合うね」と好感触を持って臨む。

 枠順は12番に決定。「競馬はしやすいタイプだから問題ない。1周目の下り坂で我慢して、うまく2周目の3コーナーまで持って行ければ。そんなに切れる脚はないから早めに動いていきたい」と初の大舞台をイメージしていた。

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2011年4月29日のニュース