女子競輪復活!12年7月に48年ぶりレース開催へ

[ 2010年9月30日 17:42 ]

 競輪を統括するJKA(下重暁子会長)は30日、女子競輪の実施概要を明らかにし、順調なら2012年7月に女子だけで争うレースが開催されることになった。経済産業省に認可申請中でこれが通り次第、選手募集要項などを含めて正式発表される。人気低迷の打開策の一環で、予定通り開催されれば48年ぶりの女子競輪復活となる。

 レースは男子競輪の開催に組み込まれて、1日2レースを7車立て(男子は9車立て)で行い、車券も発売される。当初の選手数は35人程度になる見込み。

 ことし11月にも女子生徒募集を開始。入学試験合格者は来年4月に日本競輪学校に入学し、1年間の練習を経て、12年7月のデビューを目指す。

 女子競輪は1948年から行われていたが、選手数減少や選手間の実力差で盛り上がりを欠いたことなどを理由に、64年に廃止された。

 ▼JKA・下重暁子会長の話 最初からたくさんの選手は採れないが、小さく生んで大きく育てたい。ファッショナブルで、見ていて楽しいエンターテインメントとして、若い人も競輪に興味を持ってくれるようになればいい。

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2010年9月30日のニュース