【秋華賞】松永幹師「次もブエナが出るレースに使う」

[ 2009年10月18日 20:47 ]

 レッドディザイアは春の桜花賞、オークスともにブエナビスタの2着。特にオークスは鼻差だった。2度の屈辱が四位騎手を強気に攻めさせた。

 スタートから中団の内につけた。「レース前に調教師と話し合った。京都内回りコースであまり後ろにいるとさばき切れない」。すぐ後にブエナビスタがぴったりとくっついていたが「相手は意識せず、とにかく攻める競馬をしようと心掛けた」と言う。直線ではオークスの再現のように迫られたが、今度は逆に鼻差で振り切った。
 最高の状態で送り出してくれた厩舎スタッフにも感謝した。前哨戦のローズステークスの2着から14キロの馬体減。ハードな調教を積んで仕上げた結果だ。「後は僕が馬の邪魔をしないよう誘導するだけだった」
 宿敵に一矢を報いたが、対戦成績は1勝2敗。タイに持ち込むため、松永幹調教師は「次もブエナが出るレースに使いたい」と宣言した。

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2009年10月18日のニュース