【エルムS】壮絶叩き合い…ニホンバレが重賞初制覇

[ 2009年9月21日 16:19 ]

 第14回エルムステークス(G3、ダート1800メートル)は21日、新潟競馬場で行われ、北村宏司騎乗で2番人気のマチカネニホンバレ(牡4=藤沢和、父・シンボリクリスエス、母・マチカネチコウヨレ)が壮絶な叩き合いを制して1分51秒1で重賞初制覇を果たした。北村騎手、藤沢和雄調教師ともに、このレース初勝利。

 好位置でレースを進め、直線で内から抜け出したネイキッドと2頭の争いに。お互い譲らずにゴールまで飛び込んだが、マチカネニホンバレがわずかにハナ差でかわした。
 2着は10番人気のネイキッド。3着は先行する2頭においすがった5番人気のクリールパッションが1馬身1/2差で。7―3―14の3連単は241320円の10万馬券となった。単勝1・6倍と圧倒的に支持された1番人気のトランセンドは先頭集団やや外の絶好の位置につけたが、脚が伸びず4着に終わった。

 ◇マチカネニホンバレ 4歳牡馬、父シンボリクリスエス、母マチカネチコウヨレ。北海道日高町の待兼牧場生産、馬主は細川益男氏。戦績は12戦7勝、重賞は初勝利。獲得賞金は1億3124万5000円。

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2009年9月21日のニュース