遅咲きのサクラ７歳春に開花！／中京記念

＜中京記念＞サクラオリオン（８）が、ヤマニンキングリー以下をゴール直前で差しきり優勝

　「第５７回中京記念」が１４日行われ、１５番人気サクラオリオンが直線、差し切って重賞初制覇を飾った。初コンビの秋山は「最近は後ろの位置取りみたいだったので、ある程度前のポジションを取った。うまくいった」と会心の笑み。同騎手にとっては中京重賞６勝目。０４年の中京記念も１６番人気メイショウキオウで制しており「中京は相性がいい」と大喜びだった。サクラオリオンの７歳春にしての重賞初Ｖに、池江郎師は「大事に使ってきたのが良かったのかな。これからも頑張ってほしいね」と、ご満悦だった。

　▼サクラオリオン　父エルコンドルパサー　母サクラセクレテーム（母の父ダンチヒ）牡７歳　栗東・池江郎厩舎所属　馬主・（株）さくらコマース　生産者・北海道新ひだか町新和牧場　戦績２８戦５勝　総獲得賞金１億２９７０万３０００円　重賞は初制覇。