“ベンチャン”の出番/ステイヤーズS

[ 2008年12月6日 06:00 ]

ベンチャーナイン

 【3連単ナビ★・ステイヤーズS】散々低レベルと言われてきた今年の3歳芝路線。しかし、先週のジャパンCではディープスカイが2着、オウケンブルースリが5着と健闘した。両馬が出走していた神戸新聞杯の上位入着馬は、古馬混合重賞でも十分に戦える実力があると見ていいだろう。

 スポニチ賞ステイヤーズSにも、神戸新聞杯の上位組が出走してくる。オウケンブルースリに続く4着に入ったベンチャーナインだ。前走・菊花賞は6着に敗れたが、これは4コーナーで目の前を走るシゲルフセルトがつまずき、いったんブレーキをかけざるを得なかったのだから仕方がない。むしろ、不利がありながら6着まで追い上げたことを評価すべきだ。菊花賞2着のフローテーションとも、着順ほど力の差はない。
 あとは3600メートルという長丁場を克服できるかだが、これも血統的には問題ない。父エイシンサンディは1000メートルから2600メートルで勝ち馬を輩出しているオールマイティーな種牡馬。02年の阪神大賞典で、ナリタトップロードの0秒3差4着に好走したミツアキサイレンスも同馬の産駒だ。スタミナ勝負にも十分対応できる下地は整っている。
 相手もスタミナ重視で選ぶ。まずは昨年の覇者マキハタサイボーグ。一昨年の2着馬トウカイトリック、菊花賞でオウケンブルースリに迫ったフローテーションも外せない。穴なら右回りの長距離戦で安定しているエアジパングか。(11)1頭軸マルチで相手(4)(7)(10)(14)の36点。(ナビ班)

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2008年12月6日のニュース