雷落ちた!カジノ“シャキーン”/JCダート

[ 2008年12月6日 06:00 ]

カジノドライヴ

 5日早朝の阪神競馬場は激しい雷雨。まだ夜が明け切らない空に稲妻が走り雷鳴がとどろく中、午前6時50分にカジノドライヴがダートコース入り。1角から4角にかけて並脚で体をほぐすとスタンド前からキャンター開始。向正面で徐々にピッチを上げて直線に戻ってきた。葛西助手の軽いアクションに反応して1F16秒台まで加速してゴール板を駆け抜けた。「雷を気にしたのかグッとハミをかんで力んで走っていた」と同助手。「気を抜くとつまずいたりする馬なので、かえって良かったかもしれない。馬もピリッとしていい雰囲気」と笑顔を見せた。

 初の阪神でのレースだが、17日に現地入りしてから連日のコース調教。藤沢和師は「うちの馬が一番このコースを走ってるんじゃないか。心配ないよ」と笑う。収得賞金は登録41頭中最下位だが、米G2ピーターパンS勝ちが評価されレーティングで出走権を得た。ダート競馬の本場・米国のファンをうならせた走りを、日本のファンの前でも披露できるか注目だ。

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2008年12月6日のニュース