札幌で絶好調！２人のセンセイに期待だ

　【栗東ドキュメント＝４日】珍しくトレセンに藤原英師の姿が。調教スタンド１階でうどんを食べているところを発見した山添が「お久しぶりです」と声をかけると「おう、お前も食うか？」と気さくな返事。全国を飛び回っている師にごちそうになるのは、エイジアンウインズでＧ１初制覇を飾った５月ヴィクトリアＭの週以来。先々週はタスカータソルテで札幌記念を制すなど５戦４勝。一気に全国トップに立ったリーディングトレーナーは５分でうどんをたいらげ「仕事してくるわ」とさっそうと去って行った。

　札幌で好調だったのは藤原英師だけではない。宮本師は１回札幌で使った馬がなんと６戦６連対。「相性がいいみたい。今開催も楽しみ」と笑顔。今週の小倉２歳Ｓのデグラーティアには厩舎悲願の重賞初Ｖがかかる。「これまでは期待しすぎて駄目だったから、そういうことは考えんようにしてるんよ。この馬のレースをしてくれればね」と自然体を強調していた。