白馬ユキチャンが鮮やかV/ミモザ賞

[ 2008年3月29日 14:51 ]

 29日の中山9Rミモザ賞(3歳500万下、牝馬限定、芝2000メートル)は、8番人気で吉田隼人騎乗の白毛馬・ユキチャン(後藤、父:クロフネ、母:シラユキヒメ)が、2分02秒2のタイムで優勝した。

 レースは2番人気のシェリルピンク、3番人気のエールドクラージュが逃げる展開。4、5番手の好位置で上位をうかがったユキチャンが、直線残り200メートルで末脚を爆発させ、直線で先頭に立ったハイカックウをクビ差差しきって勝った。
 2着は5番人気のハイカックウ、3着には9番人気のコスモザガリアが入った。

 ≪中央特別では初勝利≫「ミモザ賞」で、競走馬では珍しい白毛馬が中央競馬の特別競走初勝利を挙げた。
 白毛馬が芝コースで勝ったのは初めて。ユキチャンは3戦2勝。兄のホワイトベッセル(4歳牡馬)もすでに2勝しており、白毛馬は中央で通算4勝となった。
 オーナーの金子真人氏は「休み明けで距離も初めてなのにいきなり勝つんだからたいしたもの。オークスを目指したい」と笑顔いっぱいだった。
 

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2008年3月29日のニュース