伊藤蘭 41年ぶり歌手活動再開のワケ「これが最後のチャンスかもしれないと思って、年代的にも」

[ 2023年12月11日 23:04 ]

笑顔を見せる伊藤蘭(撮影・白鳥 佳樹)
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 女優で歌手の伊藤蘭(68)が、11日放送のニッポン放送「小泉今日子のオールナイトニッポンPremium」(後8・00)にゲスト出演し、歌手活動再開に至るいきさつを明かした。

 国民的アイドルグループ「キャンディーズ」の一員として73年にデビュー。78年の解散後は女優に転身した。「ちょこちょこ“歌ってみない?”とは事務所のスタッフには言われていたんですけど、お芝居もやっていたし、子供もいたりしましたから、そんな気になれなかった」。歌手活動の声が掛かったことはあったが、女優業と子育てにまい進していた。

 自身の生活が落ち着いてきたころ、再びお声が。「やっと1人の時間を取れるようになって、お仕事もできるかなって時に、どう?って言われて。これが最後のチャンスかもしれないと思って、年代的にも。これを逃したらそういうことを言ってくれる人はいないと思ったので、えい!という感じですね」。最後のチャンスを逃さず、19年にソロ歌手として再デビューした。

 41年ぶりに客前で握るマイク。「怖かったです」と本音を吐露した。それでも「それよりも、自分の歌の世界というか、自分の曲を持てるということを味わってから、去りたかった…って変ですけど、持ちたかったですね」と、歌手活動第2章への思いも明かした。

 今年で芸能生活50周年を迎えた。10月には東京・日比谷野外大音楽堂で公演を開催。大みそかには、キャンディーズ時代以来、46年ぶりにNHK紅白歌合戦にも出場する。「ビックリしちゃって、50っていう数字に」。そう笑いつつも、歌手活動の充実ぶりを報告していた。

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