人気ジャズバンド、ドラムが大麻所持疑いで逮捕 所属事務所が謝罪 音源&映像の配信停止を発表

[ 2023年6月22日 09:11 ]

緑川直人インスタグラム(@midorin0130)から

 人気ジャズバンドSOIL&“PIMP”SESSIONS(ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ)が22日までに公式サイトを更新し、ドラム担当の緑川直人容疑者(45)が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことについて、コメントを発表した。所属するビクターエンタテインメントは、同バンドの映像や音源の配信を停止すると発表した。

 千葉中央署は今月20日、大麻取締法違反(所持)の疑いで緑川容疑者を逮捕した。容疑を認め「自分で使うためだった」と話しているという。

 逮捕容疑は4月13日午後0時半ごろ、千葉市中央区中央の路上で乾燥大麻を計2・3グラム所持した疑い。不審な挙動をしていた緑川容疑者を警察官が職務質問。バッグ内からポリ袋に入った乾燥植物が見つかり、鑑定で大麻と判明した。署は入手経路を詳しく調べる。

 報道を受け、ビクターエンタテインメントは21日に「この度、弊社契約アーティストSOIL&“PIMP”SESSIONSのメンバー“みどりん”こと緑川直人が大麻取締法違反(所持)の疑いにより逮捕されるという報道がございました」と発表。「これにより、お客様、音楽ファンの皆様、関係取引先様に不信感を与え、ご迷惑、ご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 「弊社としては事の重大さを十分認識し、厳正な対処をいたします」とし、「つきましては、弊社が管理するSOIL&“PIMP”SESSIONSおよびJ.A.M名義の音源、映像商品の出荷および配信を停止いたします」と、同バンドの配信を全て停止することを発表した。

 今後の活動については関係各所と協議の上で改めて報告すると説明し、「関係各位におかれましては、ご迷惑、お手数をお掛けいたしますが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします」と重ねて謝罪した。

 SOIL&“PIMP”SESSIONSは社長、タブゾンビ、丈青、秋田ゴールドマン、みどりんによる5人組バンド。2005年には英BBC RADIO1主催の“WORLDWIDE AWARDS 2005”で「John Peel Play More Jazz Award」を受賞。2007年、イギリスで行われた世界最大級のフェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」に、日本人アーティストとしてはCORNELIUS、東京スカパラダイスオーケストラに続く3組目として初出演を果たした。これまでに31カ国で公演を行うなど、ワールドワイドに活動を続けている。2016年のリオ五輪閉会式では、演奏を担当。今年、現体制から20周年を迎えた。

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