【紅白リハ】milet ソロ&ユニットで2曲披露 羽生結弦さんとの初共演に「心臓の高鳴りが…」

[ 2022年12月29日 16:14 ]

<第73回NHK紅白歌合戦リハーサル>フォトセッションに臨むmilet(撮影・小海途 良幹)
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 大みそか「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、3年連続3回目の出演となるmiletが意気込みを語った。

 miletは同局のウィンタースポーツテーマソングとして冬を盛り上げた「Fly High」を2年連続で歌唱。一発撮りのパフォーマンスで人気のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」での歌唱も人気を集めた楽曲だ。また「milet×Aimer×幾田りら×Vaundy」としても「おもかげ」を披露。「THE FIRST TAKE」で生まれた3歌姫のコラボレーションその共演曲「おもかげ」のプロデューサーであるVaundyを交えた特別版。「おもかげ」は大切な人の身近な愛を歌った歌で、プロデュースしたVaundyは「まさか僕も一緒に歌える機会があるとは思っていなかったので、ちょっと緊張もしますが、ぜいたくなステージを思う存分楽しみたいと思います」と話していた。

 miletは「2回も紅白歌合戦で歌えるなんて本当に幸せでいっぱいです」と笑顔。今回の紅白のテーマが「LOVE&PEACE」であることを踏まえ、「平和への思いを込めて愛を一杯込めて笑顔で歌えたらなと思います」と意気込んだ。リハーサルは非公開だったが、「『Fly High』はより神聖な感じになった気がします。2年連続で同じ曲ですが、去年より飛行距離が伸び、角度が高くなったようなパフォーマンスになっていると。『おもかげ』はライブ感が楽しい。テレビではどこでも歌ったことない曲なので、初披露で私たち4人の楽しい姿、歌詞にも愛があふれている。楽しさ、ピース、ラブをそのまま届けられたら」と話した。

 「Fly High」は今年、プロフィギュアスケーターに転向した羽生結弦さんの平昌五輪での演技にインスピレーションを受けて制作した楽曲だという。今年はその羽生さんが審査員として参加しており、本人の前での初披露となる。「本当に羽生結弦さんが審査員でいらっしゃると聞いた時、心臓の高鳴りがすごく速くなりまして。羽生選手の演技を見て音をはめるように作った曲。この曲で少しでも高く飛べますようにとエールを込めて作った。それをご本人の前で歌えることが本当に特別で、今までにないような気持ちで歌えるのかなと。緊張しますけど、羽生選手や他の選手もそうですし、スポーツされていない方々にもエールを送れるように大切に歌いたい」と思いを吐露。羽生さんに会ったことは「ない」といい、「(ステージから)ずっと見てしまうかもしれません」と苦笑。「今まで映像で演技を拝見してインタビューで拝見して、その姿に感動して、たくさんの言葉に勇気づけられて励まされたので、もう会話なんていいので、ただただ感謝を伝えられれば」と期待を膨らませた。

 73回目となる今年の紅白の司会は大泉洋、橋本環奈、「嵐」櫻井翔、同局の桑子真帆アナウンサーの4人が務める。昨年同様に紅組、白組などの区別を付けず「司会」の肩書で統一する。大泉は3年連続、橋本は初の大役となる。櫻井は嵐で5度経験し、個人でも2019年以来3度。桑子アナも2年ぶり4度目となる。

 ゲスト審査員は「嵐」の松本潤、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん、プロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手、サッカー日本代表の森保一監督、女優の芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優の坂東彌十郎、アーティストの西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏が務める。テーマは「LOVE&PEACE―みんなでシェア!―」。今年は2年ぶりに改修工事を終えたNHKホールで開催。有観客でNHKホールで行うのは、19年以来となる。

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