高須克弥院長 漫画家・小沢カオル氏の謝罪に「書き直しができた時点で許します」侮辱イラストに警告

[ 2022年11月19日 17:31 ]

高須クリニックの高須克弥院長
Photo By スポニチ

 「高須クリニック」の高須克弥院長(77)が19日、自身のツイッターを更新。漫画家・小沢カオル氏(50)からの「謝罪文」の一部を掲載した。

 事の発端は、漫画雑誌「本当にあった笑える話 Pinky」に掲載された小沢氏の「電車で今すぐ駅前海外」内に描かれたイラスト。「イヤな仕事でもらった金…」などと話す女性の吹き出しの横に、「有名整形外科医のアテンド」として、「YES」とおなじみの決めぜりふでポーズする高須氏に似た男性の顔を描いた。高須氏は11月12日、小沢氏が同漫画をPRした6月の投稿にリプライ。イラストが掲載されたページを添付した上で、「謝罪がなければ法的処置をします」と告げた。

 これを受け、小沢氏から反応があった。高須氏は19日に届いたメッセージの一部を公開。そこには「今回ご指摘頂いた部分につきまして個人を特定できるようなイラストを描き、名誉を傷つけてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪がつづられ、「執筆時、高須様が受ける誹謗中傷等を深く考えずに似顔絵を描いてしまったことを猛省しております」と続けられた。

 高須氏は「連絡を受け取りました。心から謝罪しているようなので、書き直しが確認できた時点で許します」と通告。「速やかに作業にかかってください」と促し、締めた。

 その後、原作者・片岡恭子氏からの謝罪も届いたことを報告し、その文面も公開した。そこには「エピソードを紹介する中で、過去のアテンド時の話を、自身の主観のみに基づき公開してしまいました」と書かれ、「ご指摘いただいた箇所は、すべて高須様と関係のない内容に訂正する等、出版元のぶんか社・漫画家と相談してまいります」と今後の対応についても記された。

 高須氏は「では、漫画家と共同作業で棄損された僕の名誉の回復を速やかに行ってください」とつづり、「名誉回復が正確に行われたのが確認できたら法的処置を取り止め、許します」とした。
 

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月19日のニュース