黒柳徹子 自身が「息子」と呼ぶ超大物ミュージシャンとは?「暴れっぷり、行動がちょっと心配だったので」

[ 2022年10月19日 16:20 ]

黒柳徹子
Photo By スポニチ

 女優の黒柳徹子(89)が19日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。自身が「息子」と呼んでいるアーティストについて語った。

 この日のゲストはロックバンド「サザンオールスターズ」の原由子(65)。サザンオールスターズはデビュー44年となるが、番組初登場の原について黒柳は「実はね、彼女のことを“嫁”と呼んでるんですけど」と紹介した。

 その理由について黒柳はサザンオールスターズはデビュー当時からかつて司会を務めていた音楽番組「ザ・ベストテン」でかかわりがあったとし、原の夫でもある桑田佳祐については「桑田さんの暴れっぷりって言うんですかね、あの方のいろんな行動がちょっと心配だったので、まああたしが“息子”って呼んどけば、なんかあった時に“息子が失礼いたしました”って言えば大丈夫かなって思って、“息子”っていうことになったんですけど」と説明。原は「たぶん相当危なっかしかったんだろうと思うんですけれども」と苦笑した。

 黒柳は「でも桑田さんがあれほど凄い音楽家になるとみんな思わなかったからね」と回顧。原は「私も思いませんでした。でもやっぱり音楽続けているうちに、どんどん開眼していったみたいな感じでしたね」としみじみと話した。

 黒柳はさらに「お二人の結婚式の時に、どうしても私仕事で行けなかったんだけれども、無理矢理これは駆け付けなければいけないと思って」と告白、原は「そうなんですよ。あの時お忙しい中いらして下さいまして、ありがとうございました」と感謝した。黒柳は「私走って行って、どうしても私生番組があって、何が何でもおめでとうを言いに行くって行ったら、あなたが着物も何も全部つけて。“こういうのをするんです”って。後でいいのに、私のためにわざわざやってくださったのね。あたし覚えてます、今でも」と懐かしそうに話した。原は「とってもうれしかったです」と笑顔で話した。

 また2010年には桑田に食道がんが見つかったが、黒柳が「あの時驚いたでしょう」と尋ねると、原は「そうなんですよね。あの時私ももちろん凄くショックだったんですけど、やっぱり私が泣いたりうろたえたりすると、桑田が余計に不安になっちゃうんじゃないかと思いましたので、“もう絶対治るんだから大丈夫だよ、何心配してんの?”みたいな顔してたんですね」と振り返った。「とは言え裏ではとても心配だったんですけど、そんな時に黒柳さんから温かいお手紙を頂きまして、桑田もですけど、私も随分励まされました。今も大事にしてます。徹子さんや皆さんが祈ってくださるって言うのが本当に力になりました」と語ると、黒柳は「本当?」と喜んだ。

 「桑田さんが歌えるんだって報道された時に、なんて良かったと思って本当に。歌えるんだって分かって自分のことのようにうれしかったっていうのと、そうだと思います」と語ると、原は「おかげさまで今年でもう12年たちまして、健康に気を使ってる分、今では手術前より元気になった感じなのかなと思えるほどです」と声を弾ませた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月19日のニュース