マツコ「えっ?アタシどうしたの…」と心配顔 半年間、同じことに5度も新鮮な反応「全然記憶にない」

[ 2022年4月18日 19:36 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(49)が18日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演。自身の記憶力の低下におののく場面があった。

 ことの発端は1週間前、11日放送回のこと。マツコは「すごい顔」というペンネームの33歳男性から届いたメールが放送中に読まれると「えっ?ちょっと待って。なーに?すごい顔!いーねぇ!シンプルかつ破壊力がある!」とそのワードセンスを絶賛した。だが、そのメールを読んでいた大橋未歩アナウンサー(43)が「マツコさんにほめられてからすごい常連さんですよ、この方」とサラリ。すると、マツコは「すごい顔さん、アタシ前もほめたの?すっかり忘れてた」とまずは驚きの表情を浮かべた。

 そのため、番組はペンネーム「すごい顔」さんを調査。マツコが「全然記憶にないんだけど…」とぼやく中、番組が調べてみると、最初に「すごい顔」さんからのメールが読まれたのは昨年11月8日の放送だった。すると、当時のマツコはここでも「すごい顔…。いや、素晴らしいね!」と激しく反応。VTRを見ていたマツコも「どんだけ好きなのよ」とつぶやくなど驚きとともにVTRが進んでいった。

 だが、番組がつくったVTRの中で「実はこれに反応したのは一度きりというわけではないのです」と明かされると、マツコは「ウソでしょ…」とポツリ。実は最初にメールが読まれた翌週の11月15日放送回でも「すごい顔」さんからのメールが紹介されるとマツコは「すごい顔っていうペンネームが気になる」と反応しており、さらに1週間後の11月22日放送回でも「すごい顔っていいわね!素晴らしい!」と絶賛。12月6日放送回でも「すごい顔!」と毎回まるで初めて聞いたかのように大きな反応を見せており、さすがにマツコも「えっ?アタシどうしたの…」と不安がり始めた。そして、1週間前の4月11日には冒頭のような反応。半年間で5度に渡って毎回フレッシュな反応を見せる自身の姿に、VTRを見つめるワイプの中のマツコは「ボケてんじゃないの?ヤバいよね…」と笑いながらもさすがに心配そうな表情に変わった。

 この現象を心配した番組側は記憶工学研究所の池田義博所長を取材。すると、池田所長は「5回も忘れるってことはちょっと心配ですね。感動する機会が減ってるのが一つの原因として考えられますね」と分析した上で「ものすごく忙しいじゃないですか、マツコさん。家に帰ったら感動するよりも心を殺して感情を動かさないようにしている可能性もある」と付け加え「白けて生きていちゃダメなんですよね」とも語った。

 この分析を聞いたマツコは「これ、テレビのせいですからね」とつぶやき、「責めるんなら無能なテレビマンたちを責めてくださいよ。アタシはなんにも悪くない」「先生のご指摘の通りですよ」「全部テレビマンのせいですからね。アタシにずっとチカラワザばかりやらせてるテレビマンのせいですからね」「思考を全部職場で使っております」とぼやくことしきり。また、毎回新鮮な反応を見せていることについて「ブレてない」の指摘を受けると「ブレてないだけじゃなくて、これはもしかしたら仕事かもしれない。そういうものに対して反応することもアタシたちの仕事なわけじゃない?だから、そういうものがあった時にスルーできない病。これも全部テレビマンのせいです。テレビマンはアタシの寿命をどんどん縮めております」と冗談めかしながらストレスを爆発させていた。

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2022年4月18日のニュース