NMB48村瀬紗英が笑顔で卒業 「絶対私のこと忘れんといてな!」

[ 2020年12月23日 22:55 ]

卒業公演を行った村瀬紗英(C)NMB48
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 NMB48の村瀬紗英(23)が23日、大阪・なんばのNMB48劇場で卒業公演を行い、同期の2期生やZoomで参加したチームNのメンバーたちに見守られる中、新たなステージへと羽ばたいた。

 「村瀬紗英卒業公演」は石田優美(22)との「抱きしめられたら」から、大人びた雰囲気でスタート。鵜野みずき(24)、東由樹(24)も加わり、2期生初の劇場公演「PARTYが始まるよ」でパフォーマンスした「毒リンゴを食べさせて」「空のそばにいて」の2曲を歌唱。南羽諒(19)とのコント「南ダンボール製作所」も展開。YNNで生配信されていた同番組を舞台で披露した。10月から体調不良で休養していた南は復帰したばかり。セリフがおぼつかず村瀬がリードする一幕もあり、客席から笑い声が響いた。最後に南は卒業のプレゼントと段ボールで作ったネックレスを村瀬に贈った。

 再び、2期生で「ホワイトデーには」「星空のミステイク」を歌唱。楽曲の最後には村瀬へのサプライズで「キュンです!」という2期生からのメッセージも。卒業セレモニーでは、チームNのメンバー10人もZoomで出演。ファンからの贈り物やイラスト、メッセージが紹介され、川上千尋(22)が代表して卒業証明書を読み上げ、卒業の証として劇場ロビーに飾られる金のネームプレートも村瀬に贈った。

 村瀬は「最後にNMB48劇場で公演ができて本当にうれしいです。劇場公演がなかったら今の自分はなかったと思うし、私にとってはなくてはならない存在です。9年半、つらかったことや悔しかったこともいっぱいあったけど、ファンの皆さんのおかげで乗り越えられたし、うれしいことも幸せも倍になりました。これからも進んでいく道も、ずっと花道だけ歩いていけるように、皆さんとずっと手をつないで、楽しいことを倍にして いきましょう」と笑顔で語った。続けて「やり切ったと思えるまでNMB48にいれたことが本当にうれしいし、NMB48にいた輝きを忘れずに頑張っていくので、これからも見守ってくれたらうれしいです。これからもよろしくお願いします。今日はありがとうございました」と深々と一礼し、別れを告げた。

 村瀬が最後に選んだ楽曲は「初めての星」。前向きな歌詞のとおり、村瀬は明るく元気な声で、しっかりと前を向いて歌唱。最後に「ここで終わるのが自分でも信じられないけど、NMB48の村瀬紗英になれて本当によかったです。1日1日、1分1秒がキラキラしていた9年半でした。嬉しいことも悔しいことも全部が思い出です。ここまで見守ってくれてありがとうございました。本当に幸せ者です。ありがとうございました!」と、晴れやかな笑顔を浮かべた。ステージから去り際に「絶対私のこと忘れんといてな!」とお茶目な一言を残して、NMB48としての活動に幕を下ろした。

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