田崎史郎氏“大阪モデル”の数値に異論「すでに達成していることを目標として掲げている」

[ 2020年5月6日 15:50 ]

TBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が6日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。大阪府が5日に新型コロナウイルス対策本部会議で、特措法に基づく府民への外出自粛要請や休業要請を段階的に解除するための独自基準“大阪モデル”を決めたことに言及した。

 大阪府は外出自粛要請や休業要請を段階的に解除するための独自基準として「新規の感染経路不明者数=10人未満」「PCR検査陽性率=7%未満」「重症者向け病床使用率=60%未満」の3項目を設定。3つの基準を7日間連続で下回れば、段階的に自粛要請が解除される。

 田崎氏は大阪府が示した基準について「分かりやすいことはその通りですけど、すでに達成していることを目標として掲げている。目標というのは、達成できていないことを掲げるのが目標じゃないかと思う」と指摘。10人未満と定められた新規の感染経路不明者数の基準について「5人でもよかったんじゃないかと思う。そうしたらそれに向けて頑張ろうということになる」と持論を語り、「すでに達成している数値を継続しましょうということですから。それが目標なのかな」とコメントした。

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2020年5月6日のニュース