夏帆 主演映画で女子アナ役「独特な雰囲気をきちんと表現できたら」

[ 2018年2月5日 14:32 ]

映画「きばいやんせ!私」制作発表記者会見に出席した夏帆
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 女優の夏帆(26)が5日、都内で行われた主演映画「きばいやんせ!私」(監督武正晴、2019年春公開予定)の制作発表記者会見に、共演の太賀(24)、愛華みれ(53)、榎木孝明(62)、メガホンをとる武監督、脚本の足立紳氏、プロデューサーの嶋田豪氏とともに出席した。

 同作は、大ヒット映画「百円の恋」(2014年)の武監督と足立氏の名コンビが送る最新作で、九州最南端の町・鹿児島県南大隅町を舞台に、将来を見失っていた東京のテレビ局で働く女子アナ(夏帆)が、幼少期に過ごした町の奇祭を取材する過程で成長していく様を描くヒューマン・コメディー。仕事に恋にと奮闘するヒロイン・児島貴子役を演じる夏帆は、3月を予定しているクランクインを前にした心境を聞かれると「武さんと足立さんお2人の映画は拝見させていただいていて、今回お声をかけていただいてすごく嬉しかったんです」と声を弾ませ、「まだ準備稿の段階なんですけど、とても面白くて、私が演じる役も魅力的なんですが、演じるのが難しいなと思っていて、撮影まで1カ月あるので、きちんと準備をして撮影に挑めたらなと思っています」と意気込みを語った。

 女子アナ役については「アナウンサーの方って独特な雰囲気があって、佇まいであったり、喋り方であったり、そういうところをきちんと表現できたらいいなと思って、いま実際に同世代のアナウンサーにお会いしてお話を伺ったり、喋りの練習をしています」と明かした。鹿児島で楽しみにしていることを尋ねられると「食とお酒はすごく楽しみにしています。お酒を飲むのは好きなんですけど、飲みに行ける時間があるのかなあ…」とプロデューサーに訴え、「知らない土地に行くのは楽しみなので、鹿児島という土地をしっかり堪能して帰ってきたいなと思います」と胸を躍らせていた。

 夏帆演じる貴子と同級生で、南大隅町の酪農家の息子・橋脇太郎役を演じる太賀は、自身の役について聞かれると「貴子自身も町の人から何か気付かされることがあるだろうし、逆に町の人間も貴子から気付かされることがあると思っていて、人と人とのつながりのあり方みたいなものを、太郎を通して表現できればいいなと思っています」と話し、夏帆との共演については「昔から知っていて同世代ですが、がっつり共演するのは初めてで、普段の夏帆…夏帆さん(笑)は知っているんですけど、役者として対峙することが楽しみです」と吐露した。

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