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月9「貴族探偵」評価二分の3要素も…新機軸で男性に好評 M3層新規開拓

15日に放送される月9「貴族探偵」第5話の1場面(左から加藤あい、武井咲)(C)フジテレビ
Photo By 提供写真

 フジテレビ月9の30周年記念作品として超豪華キャストでスタートした嵐・相葉雅紀(34)主演の「貴族探偵」(月曜後9・00)。視聴率という点から見ると苦戦と言わざるを得ないが、視聴者の声に耳を傾けると「3つの要素」で評価が2つに分かれていることが浮かび上がってくる。

 まずは登場人物。独特な作風で熱狂的なファンを持つ小説家・麻耶雄嵩氏の同名小説が原作で、小説でもドラマ同様、主人公は名前から出生まで全てが謎に包まれたミステリアスな存在。そんなキャラクターをこれまで親しみやすく好青年という役柄が多かった相葉が演じることで違和感を唱える視聴者も多い。データニュース社(東京)が行っているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(調査対象2400人)によると「相葉君のキャラではない気がする」(34歳女性)「相葉ちゃんが浮いている」(31歳女性)など、当初はネガティブな意見が多かった。一方で原作ファンの視聴者は、そのフワフワとした存在こそが原作に忠実と見ており「雰囲気やたたずまいがハマり役」(36歳男性)と支持派もいる。

 2つ目は斬新な設定。謎解きミステリーでありながら、その推理は使用人に全て任せ、主人公は遊びに興じ女性たちと戯れるという設定や、対峙する女性探偵(武井咲)の間違った推理を経て主人公たちの正解推理が繰り広げられるという“2段推理”も、斬新であるがゆえに賛否両論ある。「主役が捜査しないなんてありえない」(37歳女性)「推理者が複数いるので分かりづらい」(33歳女性)などの声もあるが、逆に「指示するだけというのがある意味面白い」(53歳女性)「2段階の推理で楽しめる」(44歳女性)など、意見は大きく割れている。

 最後は月9らしくない点。2015年7月クールの「恋仲」以降、7作連続で恋愛ドラマにこだわってきた同枠だが、今回は月9らしくない“非恋愛もの”に加え、演出もこれまでの月9にはなかった小ネタが満載だ。事件のあらましをワイドショーなどで用いられるパネルやボードで振り返ったり、使用人たちが自ら制作出演する再現VTRで真相を解き明かしたりと、細かい仕掛けが散りばめられている。

 「テレビウォッチャー」の満足度調査では、恋愛ドラマで月9のターゲットだった女性満足度は3・02(第4話までの平均、高満足度の基準が3・7以上)と低い数値なのだが、男性満足度は3・27と女性より若干高く、特にこれまで月9に縁がなかっただろうM3層(50歳以上男性)が3・63と他の層と比較して最も高い。M3層を筆頭に男性には比較的好評で「小ネタや会話が面白いドラマだ」(28歳男性)「“深夜感”があるのが個人的には好き」(42歳男性)など、月9の感想では見当たらなかったコメントも多く、らしくない点は新規開拓につながったともいえる。

 いずれにせよ、これまでの月9にはなかった新機軸で“ハマる人にはハマる作品”として、ここまで進んでいる。ドラマは15日に第5話と折り返し点に差し掛かった。今ハマっている視聴者を味方につけ、さらにどう集客を増やしていくか。月9の底力を見たい。

[ 2017年5月15日 08:00 ]

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