石原プロ21歳次世代スターの神田穣が俳優デビュー「夢かなった」

[ 2017年2月4日 05:30 ]

豆まきに初参加した神田穣 
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 石原プロモーションが昨年4月に主催した「石原プロ次世代スター発掘オーディション」で1万5218人の中からグランプリを受賞した新人俳優の神田穣(21)が、5月28日スタートのNHKBSプレミアムドラマ「クロスロード〜声なきに聞き形なきに見よ」(日曜後10・00)で俳優デビューを飾ることになった。

 昨年2月に放送されたドラマの第2弾。事務所の先輩・舘ひろし(66)が演じる定年間際の刑事とコンビを組む若いエリート刑事役だ。神田は「受賞から1年近くたってなかなかデビューができず、焦った時期もありましたが、これで本当に夢がかなった気持ち」と笑顔がはじけた。

 台本をもらってからはいてもたってもいられず、自宅でも声を出しながらセリフを覚えている。現在は埼玉県の実家で両親と同居しているため「夜中に思わず大きな声を出して、母親に“うるさい!”と怒られています」と苦笑い。もっとも夜中の練習以外は家族も大歓迎。父親の友人である現役の刑事から話を聞く予定で、プロのテクニックを役作りに生かすつもりだ。

 本人の収録入りは13日。初日を目前にして「動きながらセリフを話すのがまだ難しくて」と悩んでいるが、舘からは「“自然な演技をしろ”とかみんな言うけど、そんなのは無理。要は見てる人の心に残る演技をすればいいんだよ」とアドバイスをもらった。

 ドラマには同姓の事務所の大先輩・神田正輝(66)も出演。神田穣は「先輩の皆さんがいて心強い限り。頑張って、街で歩いていても声を掛けてもらえるような俳優を目指したい」と目を輝かせていた。

 ◆神田 穣(かんだ・じょう)1995年(平7)7月22日埼 玉県生まれの21歳。小さい頃から野球に打ち込み、高校卒業後は米国の大学に野球留学。趣味は筋トレと料理。身長1メートル76。

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