「99・9」最終回は自己最高タイ19・1%で有終の美!今年の民放連ドラ最高

[ 2016年6月20日 09:17 ]

日曜劇場「99・9―刑事専門弁護士―」のロゴ(C)TBS

 嵐の松本潤(32)が主演を務めたTBS日曜劇場「99・9―刑事専門弁護士―」(日曜後9・00)の最終回(第10話)が19日に20分拡大で放送され、平均視聴率は19・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。第2話に並ぶ自己最高タイで、有終の美を飾った。

 瞬間最高視聴率は午後10時11分の20・0%。エンドロールが流れ終わった後、深山(松本)が佐田(香川照之)に“糖辛子飴”を渡す場面だった。

 初回15・5%、第2話は今年の民放連ドラ1位の19・1%。第3話16・2%、第4話16・3%、第5話18・9%と推移。第6話は13・3%と下降したが、第7話17・7%、第8話18・6%、第9話16・5%と高い数字を維持した。全10話の期間平均は17・2%で、1月クールのテレビ朝日「スペシャリスト」(期間平均12・7%)を上回る今年の民放連続ドラマ1位に輝いた。

 10話のうち9回で15%以上をマーク。今クールで視聴率が好調だった日本テレビ「世界一難しい恋」(水曜後10・00)の期間平均12・9%や、テレビ朝日「警視庁捜査一課9係」(水曜後9・00)の同12・2%を大きく引き離した。

 松本は初の弁護士役で、約2年3カ月ぶりの連ドラマ主演。刑事事件の裁判有罪率が99・9%と逆転が難しい状況の中、残された0・1%の可能性にこだわり、事実を追求する弁護士の奮闘を描いた。

 脚本はフジテレビ「TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~」、映画「万能鑑定士Q―モナ・リザの瞳―」などで知られる宇田学氏。演出はテレビ朝日「TRICK」シリーズやTBS「ATARU」の木村ひさし氏、「木更津キャッツアイ」「大奥」シリーズの金子文紀氏、「天皇の料理番」「ナポレオンの村」の岡本伸吾氏。

 最終回は、深山(松本)は連続殺人事件の容疑者として逮捕された石川(中丸雄一)の弁護をするため佐田(香川)や彩乃(榮倉奈々)らと調査を始める。だが、週刊誌のある記事を目にして深山は皆の前から消えてしまう。深山と検察の最終決戦が繰り広げられ、ついに天敵・大友検事正(奥田瑛二)と対峙する…という展開だった。

続きを表示

2016年6月20日のニュース