「モノクマ」の声優 大山のぶ代から“まる子”のTARAKOへ交代

[ 2016年4月18日 20:10 ]

初代「モノクマ」の声優を務めた大山のぶ代(左)と、2代目wp務めることになったTARAKO

 「ダンガンロンパ」シリーズのの登場キャラクター「モノクマ」の声優が、大山のぶ代(82)からTARAKO(55)に交代することが18日、発表された。

 大山は、08年に患った脳梗塞からの復帰以降、「ダンガンロンパ」の原作ゲームやアニメ、前作の舞台など、同シリーズで主人公たちが通う希望ヶ峰学園の学園長“モノクマ”の声優を担当。だが、大山は現在認知症で闘病中で、今年2月に行われた6月開幕の舞台「ダンガンロンパ?希望の学園と絶望の高校生?2016」(東京・Zeppブルーシアター六本木など)の製作会見では大山の出演について製作側は「現段階では未定」としていた。

 この日、2代目キャストとして「ちびまる子ちゃん」のまる子役でも知られるTARAKOを発表するとともに、公式サイトで大山の「TARAKOさん、どうぞよろしくお願いいたします。モノクマはとってもかわいい良い子だから、大切にしてあげてね」というメッセージを公開。TARAKOもボイスメッセージで「私の中のブラックTARAKOを出したいと思います」とコメント。

 ゼネラルプロデューサーの寺澤善徳氏も交代を発表するとともに「“モノクマ”というキャラクターそのものが変わるということではありません。シリーズを長きに渡り支えてくださった大山のぶ代さん演じる“モノクマ”。それを大切にしながら絆ぐ形となるよう、TARAKOさん演じる“モノクマ”を僕らスタッフが全力で協力していきます」としている。

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2016年4月18日のニュース