羽鳥慎一アナ 俳優デビュー「おそらく最後 とても見られたものではない」

[ 2013年4月11日 06:24 ]

フジテレビ「間違われちゃった男」に出演し、俳優デビューした羽鳥慎一。花店の社長役

 フリーの羽鳥慎一アナウンサー(42)が俳優デビューする。古田新太(47)主演のフジテレビドラマ「間違われちゃった男」(13日スタート、土曜後11・10)に出演する。

 コソ泥役の古田が下町の寿司店へ盗みに入ったところ、10年前に姿を消した寿司職人のテルと間違えられるところから展開するコメディー。羽鳥アナは、テルと旧知の仲の花店の社長を演じる。テルが帰ってきたと思い込み、アルバイトにお祝いの花を届けさせる役だ。収録ではアドリブの演技も交えるなど、生放送の情報番組で鍛えられてきた対応力を発揮したという。

 担当プロデューサーの関口大輔氏は「ひそかに役者としての才能があるのではと思っていて、いつか役者として出演してほしいと話していた」と説明。

 実際に演技を見て「全く知らない人が見たら、アナウンサーではなく役者だと“間違っちゃう”のではないかと思うくらい自然なお芝居」と大満足している。

 一方、羽鳥アナは「終わってみれば楽しかったですが、演技は恥ずかしかったし、難しかった。“間違ったとこにきちゃったな”という感じでした」。情報番組にはないリハーサルを何度も重ね、「同じテレビでも、アナウンサーの仕事とは別物」と痛感したという。

 「ドラマに出るのは初めてで、これがおそらく最後。演技はとても見られたものではないですよ。もし次のオファーが来たら、丁重にお断りしたいです(笑い)」と控えめに話している。

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2013年4月11日のニュース