松嶋・反町夫妻 「年の離れた親友」白川由美を気遣う

[ 2012年1月11日 06:00 ]

<二谷英明さん通夜>通夜に参列して会場を後にする反町隆史(左)、松嶋菜々子夫妻

 肺炎のため7日に81歳で亡くなった俳優の二谷英明さんの通夜が10日、東京・芝公園の増上寺光摂殿で営まれた。渡哲也(70)、小林旭(73)ら日活時代の盟友をはじめ、家族ぐるみの付き合いをしていた反町隆史(38)松嶋菜々子(38)夫妻ら大物芸能人が多数弔問に訪れた。

 日本テレビ「家政婦のミタ」で視聴率40%を叩き出し、いま最も注目されている女優の松嶋が、反町との珍しいツーショットで現れた。集まったカメラマンのフラッシュをひときわ浴びていた。

 ワンピースの喪服に黒縁の眼鏡姿。反町の少し後ろを歩きながら祭壇へ向かい入っていった。その表情はまるで遺族のような深い悲しみに打ちひしがれていた。

 二谷さんとの突然のお別れ。家族ぐるみで付き合うようになったきっかけは、二谷さんの妻で「家政婦のミタ」でも共演した白川由美(75)との出会いだ。

 98年のフジテレビドラマ「GTO」で初共演して以来、私生活でも親交を深め「年の離れた親友」(知人)という関係。松嶋は自身の所属事務所を白川に紹介し、移籍をお膳立てしたことも。昨年、松嶋の長女が慶応幼稚舎を受験する際には、一人娘の友里恵さんを同幼稚舎に合格させた白川にアドバイスを受けていた。反町も友里恵さんの夫の平田修トライグループ会長とは、いまでは親友のような関係だ。

 それだけに、二谷さんの急死に強いショックを受けている白川を支えたいという思いが2人には強かった。式場では沈痛な表情で二谷さんの遺影に向かい、白川にも声を掛けていた。その後、再び取材陣の前に姿を現した松嶋はコメントこそしなかったものの、目を潤ませて会場を後にした。

 葬儀・告別式は11日午前11時から、同所で営まれ、親交のあった歌手長渕剛(55)らが弔辞を読む。

 ◆主な参列者 大滝秀治、司葉子、小林旭、藤岡弘、、渡哲也、誠直也、松原智恵子、秋野暢子、中尾彬、舘ひろし、郷ひろみ、石田純一、反町隆史、松嶋菜々子(以上俳優)東尾修、元横綱・朝青龍(以上スポーツ関係者)秋元康、渡辺ミキ=ワタナベエンターテインメント代表取締役社長(順不同、敬称略)

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