アサンジ氏に援軍 ムーア監督「保釈金でも何でも提供する」

[ 2010年12月15日 13:04 ]

 米映画監督のマイケル・ムーア氏は14日までに、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(39)の保釈金として2万ドル(約170万円)の提供を表明。「ウィキリークスを存続、発展させるため私のウェブサイト、サーバー、ドメイン名のほか何でも提供する」と全面支援を約束した。

 ムーア氏自身のブログによると、保釈金を提供するとした文書が既にアサンジ容疑者の弁護人からロンドンの裁判所に提出されたという。
 ムーア監督はウィキリークスについて「秘密の中にまぎれ、私たちの税を使い実行された犯罪をあばく仕事」と称賛。
 「イラク戦争はうそに基づいて実行され、何十万人もが死んだ。もし(開戦前の)2002年に、この戦争犯罪を計画した連中を裁くウィキリークスがあったらと想像してくれ」と訴えた。(共同)

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2010年12月15日のニュース