暗い世相を笑い飛ばせ!大阪「繁昌亭」でもちつき

[ 2009年12月28日 10:49 ]

天満天神繁昌亭でもちつきをする桂三枝(右)と桂米団治

 不況で暗い世相をにぎやかに笑い飛ばそうと、上方落語協会が28日、天満天神繁昌亭(大阪市北区)で「歳末もちつき大会」を開き、落語家がついたもちを集まったファンらに振る舞った。

 同協会会長の桂三枝さんが「おかげさまで繁昌亭は大入り満員が続いた。来年もこのツキを逃がさないよう、人気を“保ち”続ける意味でも、もちつきをやりたい」とあいさつ。三味線や太鼓がにぎやかに鳴り響く中、桂米団治さんや桂三風さんら上方落語家が代わる代わるきねを振り上げ、約40キロ分のもちをついた。
 蒸したもち米の湯気が寒空に立ち上る中、集まった近所の主婦らが「軟らかいね」「もう1個いいですか」などとつきたてのもちをほお張っていた。

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2009年12月28日のニュース