総勢380人露オペラ歌手が客席まで

[ 2008年1月24日 06:00 ]

 ロシア・サンクトペテルブルクのマリインスキー・オペラの来日公演が、26日から東京・上野の東京文化会館などで行われる。

 総勢380人による2年ぶりの来日公演。芸術総監督のワレリー・ゲルギエフ(54)が指揮を務め、演目は「ホヴァーンシチナ」(ムソルグスキー)、「3つのオレンジへの恋」(プロコフィエフ)、「ランスへの旅」(ロッシーニ)、「イーゴリ公」(ボロディン)の4作。
 「3つの…」は、昨年3月に新製作上演されたステージ。オペラ形式で上演されることは珍しい。オーケストラピットの前や、客席まで飛び出しての演技も披露する。同作の演出を務めるアラン・マラトラ氏は「観客に歌手たちを近くに感じてもらえるように演出を考えた。心の窓を開けて来ていただいて、歌手が伝えたいことを感じてほしい」と話している。問い合わせは、ジャパンアーツぴあ=(電)03(5237)7711=へ。

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2008年1月24日のニュース