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「仮面女子」川村虹花、涙のTKO負け「練習してきたことを全部出し切れなかった」

[ 2018年12月31日 11:26 ]

RIZIN平成最後のやれんのか! ( 2018年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

<RIZIN平成最後のやれんのか!>川村虹花はKO負け、泣きながらリングを降りる(撮影・篠原岳夫)
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 アイドルグループ「仮面女子」のメンバー、川村虹花(ななか、23)はオープニングマッチでTKO負けとなった。仮面女子でステージに立った、さいたまスーパーアリーナに格闘家として凱旋。グループのヒット曲「元気種☆」で入場した。試合開始からスタンドで優位に立ち、顔面に右ストレートをヒットさせた。だが、東洋大時代にレスリングの全日本学生選手権51キロ級優勝などを持つあい(29)に倒されると形勢逆転。ガードを外されマウントポジションを許すと相手のパウンドを防ぎきれず、1R3分1秒、レフェリーストップとなった。

 「今まで練習してきたことを全部出し切れなかったことが悔しい。打撃は効いたなと思ったところもありましたが、倒されてからは抑えられてしまいました。もっと出し切りたかった」。応援してくれるファン、サポートしてくれた選手、コーチらの期待に応えられず、リング上で泣きじゃくった。

 17年夏に初めてRIZINを見て、総合格闘技のジムに通い始めた。同年12月に総合デビューを果たし、アイドル活動と並行してプロでの実績も積んで、RIZIN参戦にこぎ着けた。「ここに出させてもらったことに感謝しています。練習と向き合って、またRIZINという夢の舞台に戻ってきます」。悔しさをバネに巻き返しを誓った。

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