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伊藤&拳四朗、Vから一夜明け“褒め合い”「顔きれいでうらやましい」「男前やなって嫉妬」

[ 2018年12月31日 13:30 ]

防衛戦から一夜明け、記者会見を行った伊藤(左)と拳四朗(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 初防衛に成功したボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)とV5を達成したWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(26=BMB)が31日、都内のホテルで会見した。

 ともに1月生まれで1歳違い。来年以降も世界王者として日本ボクシング界をリードしていく存在として期待されている。前夜のチュプラコフ戦では7回TKO勝ちしたものの、左目上を切り、やや腫れた顔の伊藤は拳四朗について「距離感がいいし、パンチにも切れがあって穴がない。勉強させてもらった。顔もきれいでうらやましい」とべた褒め。現役の日本人選手では最多となる5度の防衛を果たした1歳下の世界王者を称え、「僕はまだまだですけど、僕にしかできないことをやって、伊藤雅雪の名前を日本中に、世界中に印象づけてボクシング界を盛り上げたい」と誓った。

 一方の拳四朗はイケメンの伊藤に対し「男前やなって嫉妬(しっと)する。僕も頑張って磨いていきたい」と笑いを誘った。前夜のフアレス戦は完勝ながらKOは逃しただけに、「(伊藤の)きのうの試合を見せてもらったけど、迫力があるし、まとめ方もうまい。僕もあんな試合をやりたかった」と羨望のまなざしを向け「これからも勝ち続けて、一緒にボクシングを盛り上げていけたら」と話した。

 2人とも当面は休息に当てる予定で、ともに誕生日には海外旅行を計画中。まずは心身をリフレッシュして次戦へと備えることになりそうだ。

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2018年12月31日のニュース