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敗者を称えるニエテス「井岡はベストだった」 フィリピン3人目の4階級制覇

[ 2018年12月31日 22:51 ]

WBO世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦   ○ドニー・ニエテス(フィリピン) 判定2―1 井岡一翔(日本)● ( 2018年12月31日    マカオ・ウィンパレス )

ドニー・ニエテス(左上)に敗れ、ぼうぜんとする井岡一翔(右から3人目)
Photo By 共同

 中国・マカオで31日午後、トリプル世界戦が行われ、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでは日本人初の4階級制覇に挑んだ井岡一翔(29)はドニー・ニエテス(36=フィリピン)に敗れた。

 井岡との元3階級制覇王者同士のハイレベルな攻防を僅差で制したニエテスは、これで世界戦19戦無敗(2分け)。「19戦のなかで、井岡はベストだった」と敗者を称えた。一方で、「井岡が途中からスタイルを変えた。動くようになって、捉えきれなかった。序盤のままなら、KOできた」と、プライドもみせた。

 母国ではマニー・パッキャオ、ノニト・ドネアに次ぐ3人目の4階級制覇。今後、対戦したい相手として「(ローマン)ゴンザレス、(シーサット)ルンビサイ、(ファン・フランシスコ)エストラーダ」と軽量級の強豪の名を並べた。

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