９回まで決定打出せず…八重樫反省「精神面が甘い」

９回、サンムアンローイ・ゴーキャットジム（左）にＫＯ勝ちした元ＷＢＡミニマム級チャンピオンの八重樫東

ノンタイトル１０回戦 八重樫東　９回２分５２秒ＫＯ　サンムアンローイ・ゴーキャットジム

（1月5日 後楽園ホール）
　八重樫はミニマム級から２階級上のフライ級に相当する体重で、復帰戦に臨んだ。「防御７、攻撃３の意識で、被弾をしない」というテーマで、左ジャブで距離を保って主導権を握った。

　それでも９回にダウンを奪うまで決定打がなく、試合後は「勝負をかけられなかった。精神面が甘い」と反省した。

　観戦した拓大の先輩で、ＷＢＡスーパーフェザー級王者の内山高志（ワタナベ）は「闘い方はあれでいいと思う。これからじゃないですか」と、今後に期待した。