×

八重樫 半年ぶり再起戦でKO勝ち!「大きなタイトル」へ意欲

[ 2013年1月5日 17:03 ]

7回、サンムアンローイ・ゴーキャットジム(左)を攻める元WBAミニマム級チャンピオンの八重樫東

 元WBA世界ミニマム級チャンピオンの八重樫東(大橋)が5日、東京・後楽園ホールで約半年ぶりの再起戦となるノンタイトル10回戦に臨み、50キロの契約体重でサンムアンローイ・ゴーキャットジム(タイ)に9回2分52秒でKO勝ちした。

 昨年6月に、当時WBC王者だった井岡一翔(井岡)との統一戦に敗れて以来のリング。強烈な左ボディーブローで倒した29歳の八重樫は「去年は1戦1敗で終わった。ことしは全勝して、できれば大きなタイトルが懸かった試合をしたい」と意欲的に話した。戦績は19戦16勝(9KO)3敗。

 アマチュア7冠の実績を持ち、昨年10月にデビューした井上尚弥(大橋)も50キロ契約体重の8回戦でタイ選手に1回1分50秒でKO勝ちし、戦績を2戦2勝(2KO)とした。19歳の井上は「ことしは自分のボクシングを極めて、日本か東洋太平洋のタイトルをとりたい」と目標を語った。

続きを表示

2013年1月5日のニュース