巨人・吉川 少年時代は野球漬け、球場での観戦「ちょっとうらやましさも」

[ 2024年5月5日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―1阪神 ( 2024年5月4日    東京D )

<巨・神>10回、サヨナラ打を放った吉川尚に駆け寄る巨人ナイン(撮影・沢田 明徳)
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 もはや“プロ野球選手あるある”だが、巨人・吉川もゴールデンウイークは野球漬けだった。子供の頃の思い出を問われ「野球しかやってなかった」と振り返る。それもそのはず。父・好さんは甲子園球児で中学時代に所属した羽島フジボーイズの監督。「親父が監督だったし、とにかく練習していた」と言い「ちょっとうらやましさもありますね。野球を見に来られる」とスタンドを埋めた少年少女たちに思いをはせた。

 この日は試合前練習を一塁内野席で多くの子供たちが見学した。「ボール下さい!」との声に「硬球だし、投げたら危ないよな」と優しさで自重した背番号2は、その代わりに自身のバットで劇的勝利をプレゼントした。(巨人担当・小野寺 大)

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