楽天・島内 不振脱却の2安打3打点「今は一打席一打席、代打ぐらいの気持ちで」

[ 2024年4月30日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天8―6ロッテ ( 2024年4月29日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>6回1死満塁、逆転の2点適時打を放つ島内(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 不振にあえぐ楽天・島内が2本の適時打を放って2安打3打点。「運がよかったです」と殊勝に振り返ったが、チームを2カードぶりの勝ち越しに導き、単独4位に浮上した。

 4点を追う3回1死一、二塁で反撃開始の右前適時打を放つと、3―4で迎えた6回1死満塁では一塁線を破る逆転の2点二塁打。21年に打点、22年に最多安打のタイトルを獲得したベテランも「今は一打席一打席、代打ぐらいの気持ちでやっています」と言う。

 ようやく光が差し込み、打率を今季初の2割台となる・209とした。極度の不振でも直近の14試合中、11試合で4番起用する今江監督から「彼はもっともっとできる」と信頼を寄せられ、島内も「もう打たなくていい、と言われるぐらい打ちたい」と呼応した。 (花里 雄太)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月30日のニュース