DeNA・山本祐大　野球もプライベートも“大黒柱”の自覚芽生えた25歳

バッテリー賞表彰式に出席し、写真撮影に応じる（左から）DeNA・山本、東
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　【記者フリートーク】11月27日に開催された「バッテリー賞」表彰式後の控室。DeNA・東が山本に「祐大そんなに乾電池いらないだろ。ウチは娘のおもちゃで使うから譲ってくれよ」と言うと、山本は「駄目ですよ。僕だって使うんですからね」と突っぱねた。2人には、副賞で一般社団法人電池工業会からそれぞれ乾電池320本が贈呈されていた。山本はそのとき、すでにプロポーズを終えており新婚生活に備えて「電池」のキープにこだわったのだろう。17日には、独身最後のイベントに三浦監督と東と参加。ファンから「今欲しいものは何？」と質問を受けると「炊飯器が欲しい。ちょっといいやつ」と答えた。これも2日後からスタートする新婚生活を意識した回答だった。会場は笑いに包まれたが、山本の目だけは真剣だった。

　11月には秋季トレーニング最終日に手締め役も務めた。三浦監督も認める急成長。25歳の若者はチームでもプライベートでも大黒柱への道を歩み始めていた。（DeNA担当・大木　穂高）