西武・佐藤隼輔が“中継ぎ査定”確認 1試合で4度ブルペン準備「見えない疲労が…実際の仕組みを聞いた」

[ 2023年12月2日 17:45 ]

<西武・契約更改>契約更改し、記者の質問に答える佐藤隼(撮影・尾崎 有希)
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 西武・佐藤隼輔投手(25)が2日、埼玉・所沢市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1400万円増の年俸3000万円でサインした。(金額は推定)

 今季は貴重な左腕リリーバーとして47試合に登板して1勝2敗、18ホールドをマーク。ブルペン待機で試合に投げることなく終える日もあるポジション。球団にはブルペン陣の査定条件の確認をした。

 1試合の中で展開に応じて3、4回も肩を作ることがある中継ぎ陣。「ブルペンからほぼ100%に持っていくほど投げていくので、見えない疲労がある。実際はどのような仕組みになっているのかを聞いた」と数字には表れない苦労を打ち明けた。特に左打者に合わせて登板することが多かった佐藤隼。「試合の中で何度もつくることがある役割。他球団の選手から肩を作る回数が査定の中に入っているとも聞いたので、どうなのかなと思った」と率直な印象を語った。

 質問を受けた渡辺久信GMは「ブルペンで肩を作った回数は査定にうちも入っている。また考えていくよ」とよりよい査定条件をすり合わせていく方針を示した。

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