大谷獲得レースからレンジャーズ、メッツ、レッドソックスが撤退か 新契約は880億円超の可能性も

[ 2023年12月2日 03:45 ]

大谷翔平
Photo By スポニチ

 米最大の移籍情報サイト「MLB Trade Rumors 」は1日(日本時間2日)、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手(29)の交渉状況を伝えた。記事によれば、レンジャーズ、メッツ、レッドソックスの3球団は大谷以外の選手獲得へシフト。獲得には悲観的になっているという。

 レンジャーズは21年オフにコーリー・シーガー、マーカス・セミエン、ジョン・グレイと契約し5億ドル(約734億3525万ドル)以上を投資。昨オフもジェイコブ・デグロム、ネイサン・イオバルディ、アンドリュー・ヒーニーらの獲得に2億ドル(約293億6950万円)を費やした。資金面が問題とは決めつけていないが、撤退モードであるという。

 メッツに関しては資金面に影響はなく、獲得へ向け努力はしたが、その努力は失敗に終わったようだと伝えている。一方のレッドソックスは先発投手の補強がこのオフの優先事項。トレード、FAでの補強を模索しているが、FA投手(山本由伸、ブレイク・スネル、ジョーダン・モンゴメリーなど)の獲得となれば出費がかさむため、大谷とのW獲りは現実的でないとしている。

 同サイトでは大谷獲得にはドジャース、カブス、ブルージェイズ、エンゼルスが残っていると伝え、その他の球団が獲得に乗り出す可能性もあるとしている。また、ESPNのジェフ・パッサン記者は大谷の契約は6億ドル(約880億4940万円)の達する可能性もあると伝えている。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年12月2日のニュース