阪神・ビーズリー　大山の出塁率タイトル後押し　ライバルのDeNA・宮崎を2打席連続三振

セ・リーグ   阪神2―3DeNA （ 2023年9月18日    甲子園 ）

＜神・D＞5回を無失点で投げ終え、笑顔のビーズリー（撮影・大森　寛明）
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　阪神・ビーズリーが大山の初タイトルを後押しした。最高出塁率を争う宮崎を同一投手では今季初の2打席連続三振に仕留めた得意のカットボールがさえ、3回までは危なげない投球。8月17日の広島戦以来の1軍マウンドで5回無失点に抑えた。

　「今日は直球をメインに投げていこうと思っていた中で、感覚良く投げられた。自分のやりたいことができたのかなと思う」

　課題があるとすれば4回以降。2イニング連続で得点圏に走者を背負い、岡田監督は「4、5回は何とか抑えた、いう感じやもんなあ」と指摘した。先発陣は豊富なため、この先の大事な戦いで出番をつかむなら来日当初と同じブルペンの一角か。中継ぎでメジャー通算18試合の経験を持ち、「岡田監督の求める仕事をやっていきたい」と再転向にもウエルカムだった。（松本　航亮）