広島・床田 9日に第1子の女の子が誕生「抱っこが怖かった」我が子のためにも活躍を誓う

[ 2023年6月13日 08:00 ]

子どもの誕生を勝利で祝った広島・床田
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 広島・床田は我が子の誕生を喜んだ。9日に夫人が第1子となる女の子を出産。当日はロッテ戦で先発だったこともあり、出産には立ち会うことはできなかったが、頭の中は試合よりも、子どものことでいっぱいだったという。

 「9日の朝にその日に生まれると連絡をもらった。試合中ぐらいに生まれるのかなと思って、登板のことよりも、子どものことのほうが気になっていた。でも、投げる前に生まれたと聞いて、絶対に勝たないといけないなと思った」

 うれしい知らせに自然と気持ちも高ぶった。左肘の炎症から復帰2戦目となったロッテ戦では今季最長8回4安打1失点で5勝目を挙げ、子どもの誕生を勝利で祝った。そして、ウイニングボールを持って、我が子が待つ岐阜へと向かった。

 「子どもには昨日(11日に)初めて会った。抱っこも首がすわっていないので、怖かった。でも、めちゃくちゃかわいかった。娘のためにも頑張らないといけないなと思った」

 1カ月検診が終わるまでは広島と岐阜で離れて暮らすというが、「登板が終われば、会いに行きます」と大きなモチベーションになっているようだ。

 「奥さんもこれから大変だと思うので、何とか一緒に(育児を)やっていければなと思う」。父親としての自覚も十分。家族のためにも、さらなる活躍を誓った。(記者コラム・長谷川 凡記)

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