元大リーガーのマック鈴木氏が野球教室　約130人の小学生を熱心に指導し「一番大切なのは楽しむこと」

野球教室で小学生に指導するマック鈴木氏（提供写真）
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　マリナーズやロイヤルズなどで活躍した元大リーガーのマック鈴木氏（47）が13日、さいたま市の大宮レパーズグラウンドで小学生を対象にした野球教室を開催した。

　AIG損害保険株式会社が特別協賛する大会「AIG　presents　MLB　CUP　2023」の一環で行われ、北関東連盟の地区予選大会に出場する9チーム、約130人の小学生が参加した。

　マック氏は小雨の降る中で熱心に指導。キャッチボールでは自分のポジションによって意識の仕方を変えることの大切さを説き、投球練習ではマウンドの高さを意識した投げ方を披露。「前のめりにならないように」などと子どもたちにアドバイスした。

　「勝つ負ける、当然結果はありますが、まだまだ君たちは発展途上。これから長く長く野球をしていくと思うので、一瞬、一日、ワンプレー、ワンゲームを粗末にしないように、大事にゲームを楽しんでいってください」とメッセージを送ったマック氏。

　報道陣の取材には「一番大切なのは楽しむこと」と話し、さらに「子どもたちには、野球だけでなくいろいろなスポーツを行ってほしい。そうすることで選択肢を増やしていくことも重要なこと」とした。

　終了後にはマック氏の提案で参加した全員にサインがプレゼントされるなど、大いに盛り上がった。