ソフトバンク・斉藤和巳投手コーチ 千賀の穴「埋められないという言葉は使いたくない」

[ 2022年11月1日 19:43 ]

<ソフトバンク>新入団・就任コーチ会見で意気込みを話す斉藤和巳投手コーチ(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの投手コーチ就任が決まった斉藤和巳氏(44)らが1日、ペイペイドームで記者会見を行った。エース千賀が海外FA権を行使し、メジャー移籍を目指す中で投手陣の立て直しを託された斉藤氏。「まだ彼が本当に抜けるかどうかは分からない」としつつも、「彼の穴はなかなか埋められないという言葉は使いたくはないですね、立場的に。どうにかして埋めますし、埋めないといけないですし、埋まるというふうに思いながら。思いながらというか今は思ってます」と語った。

 斉藤氏は「いきなり1軍やからね。チームの勝敗に直結するところやし」と重圧を口にしながらも、「投手というところは今年1年の戦いの中でも課題がけっこう多く出てしまったところもあるから。そういったところも考えるとプレッシャーは大きいかなと。でも、ないよりはまだいいかなと切り替えてます」と意気込み。

 13年の引退後は解説者として外からチームを見てきた。解説者目線でのソフトバンク投手陣の長所、短所を問われると、「長所だらけやと思うけどね。お世辞抜きにしてもね」。続けて「端から見てても、多分ファンの方もそうやけど、物足りなさというのは一人一人の投手に対して感じてる部分が大きいと思うんで。それがもう少し長所を一人ずつ出していければ、おのずと数字もある程度変化していくんじゃないか」と期待を口にした。

 そして「それを手助けというか、アプローチの仕方とかね。そういったところを一緒にやっていくのが自分らの仕事」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月1日のニュース