阪神・渡辺 交流戦MVPのヤクルト・村上封じお任せ 同一投手最多3K「精度高くやっていきたい」

[ 2022年6月16日 05:15 ]

<阪神練習>髪を切ってスッキリした渡辺(撮影・北條 貴史)
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 交流戦でパを席巻したヤクルト・村上を止められるのは阪神・渡辺かもしれない。今季の村上が同一投手に喫した最多三振は「3」。巨人・戸郷、DeNA・大貫、そして渡辺の3人だ。前者2人は先発。対戦の限られる救援(4打席3三振1四球)で肩を並べる事実がキラーぶりを物語る。

 「交流戦を含めて左打者をうまく抑えられている。その中でも挑戦すること、学ぶことがある。これだけ長く1軍でやるのは初めて。日々いろいろなことを吸収できている。それを生かして精度を高くやっていきたい」

 戦力外からはい上がって球界を代表する強打者を封じる光景は、かつての遠山奬志VS松井秀喜とも重なり、ヤクルトとの12.5差を詰めるための“武器”にもなる。前半戦に残る対戦は7月8~10日の3連戦。激突が待ち遠しい。

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2022年6月16日のニュース