ヤクルト石山の頭部をライナー直撃!わずか2球で降板 一度はマウンドに戻るも高津監督が交代決断

[ 2022年4月8日 21:21 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―2巨人 ( 2022年4月8日    東京D )

<巨・ヤ>7回、大城の打球が強襲しベンチへと引き揚げる石山(右手前)と、グラウンドを見つめる高津監督(撮影・河野 光希)
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 ヤクルトの石山泰稚投手(33)が巨人戦(東京D)で頭部を打球が直撃するアクシデントに見舞われ、わずか2球で緊急降板した。

 5―0で迎えた7回に先発右腕・原が岡本和に左越え4号ソロを被弾し、なおも1死一、二塁としたところで2番手として登板。最初に打席へ迎えた大城の鋭いライナーをとっさによけたものの、打球は頭頂部付近を直撃してはね、投手強襲安打となった。その間に巨人は二走・丸が2点目のホームイン。ヤクルトは5―2と3点差に詰め寄られた。

 石山はトレーナーに付き添われながらも自力で歩いてベンチへ。治療を受けた後、一度はマウンドに戻って投球練習も行った。だが、その様子を見ていた高津臣吾監督(53)がベンチを出て3番手左腕・田口にスイッチ。打球が当たった直後に頭頂部付近を痛そうにさすっていた石山はわずか2球で降板となった。

 この1死一、二塁で緊急リリーフとなった田口は代打・ウォーカーをスライダーで空振り三振、吉川をスライダーで二ゴロに仕留める好リリーフ。古巣・巨人の反撃ムードを断ち切った。

 なお、この試合では巨人先発右腕・菅野も青木のワンバウンド打球を右足首付近に受けて5回途中4失点で降板しており、相次ぐ投手の受難となった。

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