ダルビッシュ 2年連続3度目開幕投手で6回無安打無失点快投! 初のメジャー開幕勝利なるか

[ 2022年4月8日 13:03 ]

ナ・リーグ   パドレス-ダイヤモンドバックス ( 2022年4月7日    フェニックス )

開幕戦に登板したダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(35)が7日(日本時間8日)、今季開幕戦となるフェニックスでのダイヤモンドバックス戦に先発登板。2年連続3度目となるメジャー開幕投手を務め、6回を投げて92球、無安打無失点で勝利投手の権利を持って降板した。勝てば自身初のメジャー開幕勝利、黒田博樹を抜いて日本人単独2位となるメジャー通算80勝となる。

 米11年目となるダルビッシュは初回は2死から四球を与えたものの、続くウォーカーをカットボールで右飛に仕留めた。2回は3者凡退。味方が先制して迎えた3回は1死から四球も、バーショを直球で中飛、マルテをカットボールでニゴロに斬った。

 味方がさらに1点を加えた4回も2死から四球を出したが、ケリーをカットボールで遊ゴロに退けた。5回は3者凡退だった。6回は2死から四球も、ウォーカーを直球で二飛に仕留めた。6回を投げて92球、無安打4四球3三振、無失点。二塁を踏ませぬ投球でマウンドを降りた。

 パドレスは前日6日にダルビッシュの「専属捕手」だったカラティニを、マイナー2選手との交換でブルワーズに放出。この日、ダルビッシュの捕手はノラが務めた。昨季先発した全30試合でバッテリーを組んでいたカラティニの移籍は懸念されたが、ダルビッシュはシーズンを前に「この瞬間にとにかく集中。未来とか過去とかを考えない」と、一球に専心して大役を全うする考えを明かしていた。

 昨年も同じダイヤモンドバックス相手の開幕戦に先発。4回2/3を投げて8安打4失点で、自身に勝敗は付かなかった。レンジャーズ時代の17年にもインディアンスとの開幕戦に先発し、6回1/3を4安打4失点で、やはり勝敗は付かず。三度目の正直となる開幕白星を狙う。

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