止まらん広島 またも逆転勝ちで29年ぶりの開幕5連勝! 天敵・伊藤将もあっさり攻略

[ 2022年3月30日 21:08 ]

セ・リーグ   広島8-3阪神 ( 2022年3月30日    マツダ )

<広・神(2)> 7回1死二、三塁、中前適時打を放ったマクブルーム(右から2人目)を迎える床田(右) (撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 開幕4連勝でセ・リーグ単独首位に立つ広島が、30日の阪神戦に8-3で勝ち、開幕6連勝した93年以来となる開幕5連勝を達成した。27日のDeNA戦から、これで3試合連続の逆転勝ちとなった。

 前夜29日に逆転サヨナラ勝ちした勢いが残っていたか。この日も序盤の劣勢を跳ね返した。広島先発の床田が5回にロハスに先制弾を浴びたが、要所を締める内容で5回まで1失点の好投。だが打線が、広島戦を得意とする伊藤将の攻略に手こずった。5回までは2安打に封じ込められていたが、6回に試合が動き出した。

 西川、マクブルームの安打で2死一、二塁の好機をつくると、坂倉、会沢の連続適時打で逆転。さらに阪神の守備のミスもあり、この回3点を奪うと、7回には菊池涼、マクブルームにも適時打が飛び出し、またも3得点。一気に試合の流れを呼び寄せた。

 8回にも西川の適時打で追加点を奪うなど、悠々と逃げ切り勝ち。先発の床田は7回1失点で今季初勝利となった。

 伊藤将は昨季、広島相手に4試合で3勝負けなし、対戦防御率は1・09と、広島が苦手とした左腕だが、今季は違うところを見せつけた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月30日のニュース