国学院久我山 初の決勝進出はならず “イチローイズム”で快進撃も大阪桐蔭に屈する

[ 2022年3月30日 16:17 ]

第94回選抜高校野球大会第10日第2試合 準決勝   国学院久我山4─13大阪桐蔭 ( 2022年3月30日    甲子園 )

<国学院久我山・大阪桐蔭>初回2死二塁、大阪桐蔭・丸山に先制の右前適時打を浴びた国学院久我山・渡辺(撮影・坂田 高浩)
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 第94回選抜高校野球大会第10日は30日、阪神甲子園球場で準決勝が行われた。第2試合では国学院久我山が大阪桐蔭に4─13で敗れ、初の決勝進出を逃した。

 4回目の出場で春初勝利を挙げると、飛ぶ鳥を落とす勢いで準決勝まで駒を進めた。しかし、決勝への道は大阪桐蔭の厚い壁に阻まれた。初回に3点、3回にも5点を奪われるなど、先発・渡辺が打ち込まれる。一方の打線も大阪桐蔭の先発・川原を打ちあぐねて、6回と9回に2点ずつを返すのが精いっぱいだった。

 春夏通じて初の4強。昨年11月に指導を受けたイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)への“恩返し”は果たした。しかし、決して満足はしていない。春の忘れ物は夏に取りに行く。

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