中日・高橋宏 開幕ローテ入りへ、あと2戦が勝負 立浪監督「入ってくるんじゃないですか」

[ 2022年3月11日 05:30 ]

立浪監督(手前右)からノックを受け、グラブトスする高橋宏(撮影・椎名 航)
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 中日・立浪和義監督(52)が10日、高卒2年目の高橋宏斗投手(19)を開幕ローテーションの一人に抜てきする考えがあることを明かした。ナゴヤ球場での指名練習に視察。開幕ローテ争いについて問われた指揮官は可能性について言及した。

 「(高橋宏は)入ってくるんじゃないですか。球の勢いがあるピッチャーで、速さが一番の武器。楽しみではありますね」

 ブルペン入りした高橋宏の投球をチェックして高評価していた。そのうえで現実的な可能性についても言及。「開幕の緊張したなかで、どれだけ投げられるのかですよね。そこだけじゃないですか」。次回は12日のウエスタン教育リーグ・阪神戦(鳴尾浜)、19日に登板予定の楽天戦(バンテリン)の内容を見て「結果が良ければね。あまりにも悪ければ(白紙)だけど」と2試合の結果を踏まえて最終決定する意向だ。

 20年のドラ1位右腕は指揮官の発言に驚きの表情を見せていた。「(12日は)7回、8回を見据えて投げられるようにしたい」と次回登板へ向けて意気込みを語った。

 ◇高橋 宏斗(たかはし・ひろと)2002年(平14)8月9日生まれ、愛知県尾張旭市出身の19歳。三郷小6年時にドラゴンズジュニア選出。中京大中京では2年秋の明治神宮大会で優勝し、20年夏の交流試合で甲子園出場。20年ドラフト1位で中日入り。1メートル86、86キロ。右投げ右打ち。

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2022年3月11日のニュース