「ROOKIES」作者森田まさのり氏から特別イラスト 阪神・佐藤輝ら興奮「かっこいい!」

[ 2021年12月30日 07:00 ]

森田まさのり先生のイラストを手にZポーズを決める(左から)伊藤将、佐藤輝、中野(撮影・久冨木 修)       
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 「ROOKIES」「ろくでなしBLUES」「べしゃり暮らし」などの代表作で知られ、熱狂的な阪神ファンでもある漫画家の森田まさのり氏(55)が、スポニチに特別イラストを寄せた。ルーキーながら今季の猛虎を支えた佐藤輝、伊藤将、中野を中心に描き、来季の悲願成就への願いを込めた。3選手もイラストを喜び、同氏のエールに応えるべく意気込んだ。

“激アツ”な特別イラストを、森田氏が寄せた。最後までリーグ優勝を争った21年の猛虎ナインを躍動感たっぷりに描いた1枚。戦いぶりを象徴するように佐藤輝、伊藤将、中野の新人3人が中心にいた。

 「今季はまさにルーキーが引っ張ってくれた素晴らしい1年でした。夢をありがとう! そして来季こそは正夢を! 真の栄光を!!」

 佐藤輝は69年田淵幸一の球団新人記録を更新する24本塁打、伊藤将は球団新人左腕では67年江夏豊氏以来の10勝到達、中野はプロ野球史上3人目の新人盗塁王――。記録にも記憶にも残る活躍を演じた3人を抜きに今季の猛虎は語れない。同氏は夢と希望にあふれた“ルーキーズ”に感謝を伝えつつ、さらなる成長、そして来季こその日本一を願ってメッセージを込めた。熱狂的な虎党としても知られ、イラストと選手が写真撮影されることに「めちゃめちゃうれしい! 描いてよかった!」と大喜びした。

 届いたイラストを目の当たりにした3人は自分たちがセンターに描かれたことに感嘆しつつ、それぞれ喜びを口にした。

 佐藤輝「すげえ、かっこいい! めっちゃ似てるっすね」
 伊藤将「中心にこうやって(新人3人を)集めてもらってうれしいですね。かっこいい」
 中野「めちゃ俺でかい! こんなに素晴らしい方がいるのに…(笑い)。大きく描いてもらえてうれしいです」

 激励メッセージにも呼応し、佐藤輝は「優勝して、もっと僕がでかくなるぐらい活躍して、また描いてもらいたいです」と熱望した。伊藤将も「日本一になって、こうやってまた集まっている写真を描いてほしいです」と意気込み、中野は「優勝した瞬間だったり、そういうところをまた描いてもらえるように、来年は必ず優勝したいと思います」と力を込めた。3人の2年目のさらなる成長が猛虎の悲願成就につながる。

 ◇森田まさのり(もりた・まさのり、本名=森田真法)1966年(昭和41)12月22日生まれ、滋賀県出身の55歳。高校在学中に漫画家デビュー。卒業後に上京し、原哲夫のもとで「北斗の拳」のアシスタント活動。87年に「BACHI―ATARI ROCK」を週刊少年ジャンプで初連載。88~97年には「ろくでなしBLUES」を連載して人気。98~03年連載の「ROOKIES」は高校野球が舞台で、主人公・川藤幸一ら歴代阪神選手の名前を引用した人物が多数登場し、ドラマ(08年)や映画(09年)にもなった。

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