松井秀喜氏「アフリカ55甲子園プロジェクト」エグゼクティブ・ドリームパートナーに就任

[ 2021年11月30日 15:00 ]

「アフリカ55甲子園プロジェクト」を発表した(前列左から)一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構代表理事・友成晋也氏、女子ソフトボールU18タンザニアナショナルチームコーチ・合田智子氏、(後列左から)在日アフリカ人市民代表ポップ・エニング氏、駐日ガーナ大使館特命全権大使フランク・オチェレ閣下、駐日ブルキナファソ大使館特命全権大使パスカル・バジョボ閣下、駐日ナイジェリア大使館特命全権大使アブバカ・モリキ・フセイニ閣下、駐日タンザニア大使館臨時代理大使ジョン・フィッシャー・カンボーナ全権公使 (撮影・西川祐介)
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 一般財団法人「アフリカ野球・ソフト振興機構(J―ABS)」は30日、アフリカ各国の青少年少女の育成につなげる「アフリカ55甲子園プロジェクト」の創設を発表。元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏(47)が同プロジェクトのエグゼクティブ・ドリームパートナーに就任した。

 J―ABSは、「キャッチボールで世界を平和に」をスローガンに、日本型の野球やソフトボールを通じてアフリカの青少年少女たちの「人づくり」と競技普及に貢献し、日本とアフリカの架け橋となることを目指す団体。既にタンザニアでは「甲子園大会」を実施しており、今後、アフリカ55の国と地域での大会開催を目指すという。

 松井氏は2012年限りで現役を引退後、NPO法人「松井55ベースボールファウンデーション」を設立。野球教室の開催などを通じ、野球の振興に尽力している。

 ▼松井秀喜氏 「甲子園(全国大会)」を目指して白球を追う若者がアフリカにもいると聞いて、私はとても感動しました。まだまだ盛んなスポーツとは言えませんが、アフリカの甲子園大会をもっともっと大きくして、野球やソフトボールを通してアフリカの青少年を育てていこうという構想に、深く感銘を受けました。状況が許せば、私自身もアフリカに行ってみたいと思っています。アフリカの少年少女とキャッチボールをしたいです。私はアフリカの野球・ソフトボールを応援します。野球・ソフトボールをするアフリカの少年少女がもっともっと増え、日本をはじめとする各国の少年少女と交流する日を夢見ています。

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