DeNA 異例のオーナー視察で三浦監督「横浜刷新」誓う

[ 2021年11月14日 13:33 ]

秋季練習を視察し球場をあとにするDeNA三原球団代表(左)と南場オーナー
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 DeNA秋季練習第3クール初日の14日、三浦大輔監督が「横浜刷新」を誓った。

 午前練習終了時点で取材対応。「(チームは)変わらないといけない。もちろん今年と同じではいけない。DeNAを外から見ていた人の視点もある。そういうものも取り入れて、どんどん変わっていかないといけない」と力を込めた。

 この日は、南場智子オーナー、三原一晃球団代表、木村洋太同社長、高田繁元GM(現DeNAフェロー)が、4人そろっての異例の視察。「球団BIG4」の熱視線を感じながら、ナインは練習に取り組んだ。

 前日の13日には、98年日本一時の「マシンガン打線」の先頭打者で、巨人3軍野手コーチを退任した石井琢朗氏の来季入閣も発表された。三浦監督の「外から見ていた人の視点」とは、石井氏をはじめ、同じく新入閣の斎藤隆、鈴木尚典両コーチらの視点のこともさす。

 石井氏のコーチ就任にも三浦監督は「また同じ一緒のユニホームを着れる」と歓迎し、その上で「守備も攻撃も走塁も(石井氏の意見を)浸透させてもらえれば」と期待した。

 「番長元年」6年ぶり最下位からの脱出へ。収穫の秋に有意義な時間を過ごしながら、三浦DeNAは力強く変化の道を進んでいる。(大木 穂高) 

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2021年11月14日のニュース